素早い習得とは本当に素晴らしいのか?

何かを素早く習得するという事は、

皆さんが欲しがるとても有益な能力であるように思います。

しかしその 素早い と言うことが常に良いわけではありません。

そこでの 『素早い』 という事は、

すなわち、最短経路と言い換えることが出来ます。

しかし、物事は全体像を把握していないと、

本当には理解していない場合があります。

そうすると、応用も効き辛くなるはずです。

回り道を、見て・知って・味わって・かみしめて、

ようやく得られる知見や理解があります。

一見無駄のように思えるようなことが、

実は後々効いてくるのです。

一般に、修行年数の長い人の方が技術が高いのは、

一見無駄のように思える有益性が蓄積しているからです。

当社の中に、年功序列の傾向が残っているのは、

回り道しないと知ることができない何かがあることを、

修行を通して深く知っているからです。

困難と四つに組み、腰を据え、大工と言う仕事に長い間

関わってきた当社の職人にしかできない応用力を、

現場でフルに活用して、

我々はこれからも社会に貢献して参ります。

 

ご検討中の皆さま、どうぞお早めにご連絡ください。