スタッフより
雨が強い時に雨漏りがする大田区の2階建て住宅を調査。
雨漏りの場所は1階サッシ付近です。
調べてみると雨水侵入場所は屋根やベランダではなく換気フードで、
壁内部の配管を伝って1階のサッシに雨漏りしていました。
換気フードからの雨漏りは、カバーを取り付けていないか
コーキングの劣化が疑われるケースがほどんどです。
こちらでは2年程前に外壁塗装をしたそうですが、
塗装後から雨漏りが始まったという事でした。
フードカバーを外して塗装後に再び取り付けた時に
ねじ留めをしただけになっていると
その隙間から雨水が侵入するケースがあるのです。
シックハウス法で24時間換気が義務付けられてから、
新築の住宅には換気フードが必ず付けられているので、
このようなケースが増えてきています。
台風などの風雨が強い時は雨水が吹き込んでしまう時もあります。
こんな時は大きめのフードに交換するのもひとつの方法です。
今回はコーキングを施し、その後も雨漏りは発生していないという事で安心しました。
換気フードがたくさん付けられている建物もあります。
換気が促されるのは良い事ですが、住宅に空ける穴が増えるという事は
雨漏りの可能性が増える事にもなるので、細やかな定期点検が必要です。
★屋根の葺き替えをご検討のお客様は早めのご連絡をお待ちしております。