スタッフより
今年の夏休みはご自宅で過ごした方も多かったのではないでしょうか。
家周辺での楽しみ方に注目が集まった夏だったと思います。
中野のお客様より突然雨漏りが始まって困っていますと連絡を受けて、
調査に行ってきました。
2階の天井に雨漏りが発生したという事で屋上を調査してみたところ、
シート防水に穴や亀裂などの劣化が見られました。
お話を聞いてみると、今年は屋上でバーベキューをしていたという事でした。
シート防水は熱に弱いためゴムシートは熱で穴が空いてしまいます。
FRP、コンクリートも熱を加えると劣化してしまうので注意が必要です。
それに加えてバルコニーの床に敷いてある人工芝の一部分が強風によって剥がされ、
破片が排水口へ流れ出して詰まりを起こしていました。
さらに接着剤で固定した人工芝が床に張り付いて、
防水層に影響を及ぼし浸水してしまったのです。
トップコートを施してあるバルコニーの床の上に人工物を敷くと、
その間の摩擦によるダメージが懸念されます。
見栄えは良いのですが一旦何かを動かしてからのお掃除は大変になります。
普段生活していて見えない場所は、なかなかお掃除の手が届きにくいものです。
人工芝などは固定しないと強風で飛んでしまうので、
剥がした時にバルコニーの床にダメージを与えてしまう時があります。
無理矢理に剥がさずに、一度ご相談ください。
日頃のお掃除と定期的なメンテナンスで、
今後も屋上を活用していただきたいと思います。
★屋根の葺き替えをご検討のお客様は早めのご連絡をお待ちしております。