スタッフより
昨日の続きになります。
サッシの上枠に水が溜まりやすいという問題の対策としては、サッシ
上枠と縦桟の間に10-15mm程度の隙間を設けることが有効です。
この隙間によって雨水がサッシの上枠を移動することで、雨水が
たまることがなくなるからです。また、隙間を設けることで、
防水シート端部の捨てシーリング材を保護することもできるのです。
縦桟をサッシに突き付けて、縦桟をクギで留めるとしてシーリング
がつぶれて切れてしまうからです。また、サッシ縦枠に取り付ける縦
桟も注意が必要なのです。サッシ枠ピッタリに突き付けると、サッシ
と縦桟の周りに雨水が滞留しやすくなるのです。サッシ枠から
20-25mm程度話して、縦桟を取り付けて、水が落ちる隙間を確保
することで解消できるのです。縦桟を離して取り付けることは、
シーリング材を保護することにもなるのです。k様は、
意識の高い方なので、雨漏りの理由や対処方法をよく質問されました。
コロナだけでも鬱陶しいのに梅雨に入り滅入ってしまう方が
少なくないようです。
人間同様、屋根もじめじめした梅雨や、強い直射日光や、高熱で
相当ダメージをうけているはずですので、人間同様定期的な検査が
必要です。気になることがございましたらお気軽におたずねください。