スタッフより
富津市のI様は、昨年の台風で屋根材が飛散し、長らく
ブルーシートでしのいでいた経験から、屋根の定期メンテナンス
の重要性を身をもって体験されたそうです。
I様は、築40ほどの家ですが、今まで雨漏りしたことは
一度も無かったので、屋根のメンテナンスなんて無縁だと
思っていたそうです。
昨年は異常気象の影響で、想定外の大型台風が頻発し、
屋根材の飛散が相次ぎました。
弊社は、被害家屋の住まい手にヒアリングをした際、
改めて暴風雨から家を守る屋根の重要性を再認識しました。
飛散した屋根材の種類では、築30年以上の古い瓦屋根が全体の
半数を超えました。新築時から瓦屋根をメンテナンスしていないとの
回答が非常に多かったのが印象的です。こうした屋根材の飛散は
周辺の住民や建物にも大きな被害を及ぼしていました。
従来の雨仕舞は、雨水処理の考え方や手法に力点が置かれていました。
しかし、屋根材が飛ばされてしまうと、住まい手は雨露をしのぐ
ことさえできなくなります。最近の台風の被害状況を考えると、
雨水の流れを適切に処理することに加え、屋根材の飛散防止にも
改めて目をむけるべきだと思いました。