自然災害による家の被害が取りざたされている中、
今年もコロナの影響か、あっという間の3月末になってしまいました。
ということは、そろそろ梅雨時、そして台風シーズンのことも心配になってきます。
屋根からの雨漏り と聞くと、実際なかなか認められない!とおっしゃる方も少なくありません。
きちんとした工務店や会社で建てたしっかりした家。
そうそう雨漏りが起きるとは信じがたいからでしょう。
しかし実際、雨漏りは意外と頻繁に起こっています。
それどころか、雨漏りが原因でその他の被害、結露やシロアリ発生までも起こってしまう事をご存知でしょうか?
目黒区のO様から、心配で、、まずは調査を との依頼をいただきました。
拝見すると築年数は古いながら、まさに日本らしい立派なお宅でした。
でも建築時に防蟻処理はしていないと思う との事。
1Fサッシ横の柱の痛みが目立ち、雨水が徐々に染み込んで劣化している様子が見られました。
更によく見ると、サッシ横の柱の痛みは2Fサッシからの雨漏りで、壁内を伝わって1Fまで
進んでいたものだったのです。
早速ご説明後に修理依頼をいただき、工事を始めると、やはりシロアリ被害が発生していました。
シロアリはとても湿気を好みます。日本中どこにでも生息している事もあり、100%
防ぐ事は大変難しいと言えます。しかし、表面ではわからないうちに壁内部で柱や梁を食べ進み
気付いた時には被害が拡大している場合もあるのです。
また、シロアリではないヒメアリが湿気を含む壁内に巣を作ってしまう場合もあり、いきなり
台所から出てきた。なんて事も。
O様のお宅はまずはシロアリを排除する作業を行い、その後防蟻材剤処理、通気と防水を兼ね備
えた処置を施しました。
少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。