スタッフより
千葉県,南房総市のG様から、このたび3年ぶりの屋根の点検の
依頼受けました。G様は以前、屋根の傷みを放置したため、改修費用が
膨大になった経験をお持ちなので、それ以降は定期点検を
怠らないように心がけているそうです。
リフォームというと、たいていの人は家の中のことしか考えていないと
思います。屋根や外壁の点検、修理を忘れて、傷みやひびを放置すると
雨漏りなどで構造部分まで傷み、家全体に影響が及ぶ場合もあります。
大規模な改修を回避するためには、適宜点検&修繕することが大切
です。できれば梅雨の時期が来る前に済ませておくことをお勧めします。
マンションと違い一戸建ては、持ち主の定期的なメンテナンスが必要に
なります。家の価値を高く、長く保つためには不具合が起こる前に補修
することが肝心なのです。屋根や外壁は普段意識しない部分ですが、傷や
雨漏りを放置すると、柱など構造事態に雨水や湿気が侵入することになるので、
躯体まで損傷してしまう可能性があります。最悪の場合は、建て替え
もしくはそれ以上の費用がかかる大掛かりな工事になってしまいます。
屋根は定期的な点検が必要です。目安を申し上げると、瓦屋根は5~6年ごと、
スレート屋根は4~6年ごと、金属素材の屋根は2~3年ごとになります。
素人が屋根に乗るのは危険なのでおやめください。下から見上げるか、
高い建物から見下ろすことで確認ができます。
粘土瓦→瓦のずれ、浮き、軒先や屋根面のたわみ、こけ、雑草などがないかどうか
化粧スレート→色褪せ、さび、金属部分のさび、腐食がないかどうか
金属系屋根→表面のさび、色あせ、ゴミなどがないかどうか
以上が、確認ポイントとなります。