スタッフより
港区のT様より、ドローン屋根点検の依頼がありました。T様の屋根は、スレート屋根で
ズレや破損は見当たらなかったため、今回は塗装のみということになりました。
地震や台風、積雪など、日本は災害の多い国です。それだけに、家づくりは
しっかりと慎重に計画することが大切です。
特に、地震に関しては、世界でも頻度が高く、関心も高いゆえ、自宅の耐震
性が気になる方は少なくないでしょう。地震をはじめとするさまざまな災害
から住まいを守る上で最も家で重要な部分はどこかご存じでしょうか?
実は屋根なのです!
地震対策として、屋根材を軽いものに変更したり、屋根をしっかりと支えられるよう
壁や柱を補強することがお勧めです。こうした耐震リフォームを済ませておけば安心でしょう。
とはいえ、その後のメンテナンスも必要になってきます。
地震による木造住宅の倒壊の大きな原因の1つが、建物のはりや柱などの構造部分の腐食です。
せっかく新築やリフォームで耐震性能を確保しても、なにもメンテナンスをしないまま年数が
経つと建物が腐食して耐久性が失われ、地震で倒壊する可能性があります。。
構造の腐食を起こす要因は主に雨漏りです。なんで、適切な屋根工事やメンテナンスが欠かせません。
次のような定期的な屋根のメンテナンスや補修工事を行うことによって住宅性能が保たれるのです。
また、これらは同時に台風や大雨、積雪対策にもなります。
●塗り替えメンテナンス
スレート屋根については防水性能を維持するため塗装が必要になります。また、金属屋根は塗装が
劣化するとサビが発生し防水性が落ちるため、定期的な塗替えが必要です。塗り替えの時期は数年から10年おきと
いわれています。(屋根材や塗料の種類により異なります。)
●補修工事
スレートや金属屋根はスレートのズレ、破損、金属屋根のキズ、サビ、はがれなどがないかどうか
点検し、あれば補修。ガルバリウム鋼板の金属屋根も10年以上点検がないものに
ついては、2〜3年に1回程度の点検をおすすめします。瓦屋根は塗り替えは不要ですが、
ズレや破損がないか数年おきに点検し、必要に応じて補修。