スタッフより
今年は台風による屋根被害が非常に多い年でした。
屋根破損や雨漏りなど多くのお問い合わせをいただきました。
破損してしまった屋根にブルーシートを被せるなど、
応急処置で不自由に生活している方も多く、
改めて自然の猛威を見せつけられました。
新宿のお客様も台風の影響で瓦屋根が破損した事をきっかけに、
今まで気にしなかった屋根のリフォームをご検討されました。
リフォームとひと口に言っても色々な方法があり
「重ね葺き」「塗り替え」「葺き替え」が代表的なところです。
◇重ね葺き
劣化した屋根の上から新しい屋根材を被せる事で、カバー工法とも呼ばれています。
長所は既存の屋根を使用するため廃材撤去がない事。短期間で施工できる事です。
その反面、下地が劣化していると施工できない、
既存の屋根にかさねるため重くなるとも言われています。
◇塗り替え
屋根を高圧洗浄して、下塗りと仕上げ塗りをします。
錆やコケの発生を抑え断熱性が高まり、屋根の寿命を延ばせます。
ただし、屋根材が劣化していると塗り替えはできません。
◇葺き替え
下地も屋根も撤去し、新しい屋根材に取り替える事です。
下地も劣化している場合は葺き替えになります。
外観も綺麗になり計量化も期待できます。
普段はあまり目にしない屋根ですが、
風雨や紫外線から守ってくれる非常に重要なパーツです。
今後もメンテナンスしながら異常気象に備えていきましょう。
★ドローンによる屋根調査のご相談もご好評いただいております。