スタッフより
中野より出窓に雨漏りが発生したと連絡を受けて、
さっそく調査に伺い現場を見させていただきました。
出窓上の庇は勾配が緩い「緩勾配」のために、水がうまく流れずにサビが発生しており、
野地板がボロボロになっていました。
屋根の角度はそれぞれの住宅により「急勾配・並勾配・緩勾配」があります。
●並勾配
雨漏りのリスクも少なく、選べる屋根材の種類も多い事から、一般的に多く使われています。
●緩勾配
雨が排水されにくい事から、急勾配・並勾配と比べて雨漏りのリスクが高まります。
ただ雪国では、風の影響が少なく落雪を防ぐ事ができる緩勾配の屋根が多く採用されています。
●急勾配
急な傾斜という見た目からも分かるように屋根の汚れが流れ落ちるので、
耐久性が高くなり雨漏りのリスクが少なくなります。
その分、施工の足場が必要になる事や、屋根面積が広くなる事からコストが高くなります。
その特徴的な形から、デザイン性で急勾配を選択する事もあります。
中野では庇の勾配をとった後、腐食していた野地板を交換、ガルバリウム鋼板施工。
これでもう出窓に雨漏りの心配はありません。
★ドローンによる屋根調査のご相談もご好評いただいております。