スタッフより
行楽シーズンの三連休を直撃し、各地で交通に大きい影響が出ている台風19号ですが、
強風や豪雨は建物にも悪影響をおよぼしています。
一番被害を受けやすいのは屋根です。
以前、足立で雨漏り調査した建物は台風で屋根の瓦が割れて雨水が侵入しました。
もともと経年劣化していた屋根材に、台風による強風と豪雨が追い打ちをかけて
雨漏りへと繋がりました。
今まで雨水を防いでいた防水シートがむき出しになり、
強風で雨水が逆流して雨漏りが発生していたのです。
瓦屋根は破損している所だけを改修しても、
また数年経つと同じ所から雨漏りが発生してしまいます。
雨漏りしている場所を取り囲む棟も取り替えて雨漏りは止まりました。
ニュースでも暴風雨の影響でトタン屋根が飛んだり破損しているのを目にします。
軽い屋根材は飛び、瓦屋根はくずれる事もあるので、
近頃では耐久性の高いガルバリウム銅板が主流です。
屋根の形状で風の影響を受けやすいのは、片方の屋根が斜めの片流れ屋根と言われています。
台風が去ってから建物チェックをする際に、自宅の屋根がどのような形状か、
どちらの方向から暴風の影響を受けやすいかなどを考えてみてはいかがでしょうか。
★天災での雨漏りは、火災保険が適用される事があります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断はなかなか難しいものですので、こちらまで一度ご相談ください。
ご自分で火災保険の申請する時間が無かったり、書類を書くのが面倒という方のために、
申請代行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。