スタッフより
各地で猛威をふるった台風15号の影響が建物にも出ています。
中野の築23年住宅で、台風のあとから雨漏りが発生し、
調査の結果トップライトからの雨水侵入と分かりました。
豪雨と強風の影響でトップライト周辺の板金に亀裂が入っており、
ゴミや葉っぱが詰まって、雨水の流れを塞いでいたのです。
近年の住宅事情から、プライバシーの確保やデザイン性などでトップライトを付ける建物が増えています。
こちらは住宅密集地という立地のため、日中は窓やカーテンを閉めきって過ごしていたので、
トップライトは重宝していたそうです。
自然光が入るので、日中は照明を使う事がほとんどなくなり省エネにもなります。
近隣の目も気にせず窓を開けて快適に過ごせる利点もあります。
しかし、先日の台風の時は雨音が怖いくらい大きく聞こえて、
ガラスが割れて雨が入ってくるような気がしたそうです。
トップライトは屋根に開けた穴とも言えるので、
そのぶん普通の屋根より雨漏りのリスクが高いのも事実です。
今回は、トップライト周辺に詰まっていたゴミの撤去と
防水シートの確認、ガラスのゴムパッキンの交換と板金交換をしました。
これでまた、しばらくは安心してトップライトがある生活を送っていただけそうです。
★天災での屋根被害は、各種保険が適応される場合もありますのでお問い合わせください。