スタッフより
墨田区のA様からご相談をいただきました。
実は、昨年からたびたび各地で起こっている災害の報道TVの中で、古い瓦が粉々に崩れていたり、被害を受けて住めなくなってしまった家の報道を見て、
心配になった、とのことでした。
聞けば、築年数は古く、2世帯での住宅となっているのですが、その間
きちんとした調査をしていないので一気に心配になりまずは電話したのです。ということです。
早速拝見させていただくと、瓦が印象的な、大きな立地の2世帯のお宅でした。
が調査の結果、なんと
陸棟からの雨漏りが発生しているとわかりました。
といっても、見かけでは雨漏りとしてはっきりした現象が起きていなかったのですから、今回は本当にこのタイミングで発見できて!ホッとした状況でした。
雨漏りが発見された陸棟とは、屋根の一番高い部分で、その上にのし瓦が積まれ、その上に半円の形
をした冠瓦が載せられています。
そして、のし瓦の下部分には漆喰が使用されています。漆喰には防水効果があるのですが
そこが何かの原因で劣化したり剥がれたりしていたようです。
関東地域でも実は小さな地震は数多く起きていたし、原因はそれだけではありません。
多くの自然環境の変化のなか、屋根は常に危険にさらされた状態ですのでいつ何が起こっても
おかしくないと考えるべきでしょう。
たとえ「うちはちゃんと手入れしていたのに」ということはあり得ないのが現実なのです。
今回も雨水が棟の部分に浸透しやすくなり、それが雨漏りの原因となっていました。
今回の修理方法をまずはお伝えして、これから弊社で工事に入る場合のスケジュールと内容を
まずは説明。
そして工事後、簡単にできる定期的なチェック方法もお伝えいたしました。
瓦は、重いなどの欠点と言える部分もありますが、では簡単に新しく変えてしまえば良い
というものでもありません。
ここまでは、無料調査後に弊社で調査結果としてご報告いたします。
他社での見積もり検討も含め、十分に納得いく検討していただければと考えております。