スタッフより
8月に入り、真夏の天気が続いています。
夏休みの子ども達は外で遊ぶ事が多くなるのではないでしょうか。
そんななか新宿のお客様より「雨漏りが突然始まって困っています」と連絡を受けて、
調査に行ってきました。
2階の天井に雨漏りが発生したという事で、
屋上を調査してみたところ、シート防水に穴や亀裂などの劣化が見られました。
お話を聞いてみると、毎年夏には屋上でバーベキューを楽しんでいるという事でした。
シート防水は熱に弱いため、ゴムシートは熱で穴が空いてしまいます。
FRP、コンクリートも熱を加えると劣化してしまうので注意が必要です。
それに加えて、バルコニーの床に敷いてある人工芝の一部分が強風によって剥がされ、
破片が排水口へ流れ出して詰まりを起こしていました。
さらに接着剤で固定した人工芝が床に張り付いて、防水層に影響を及ぼし浸水してしまったのです。
トップコートを施してあるバルコニーの床の上に人工物を敷くと、
その間の摩擦によるダメージが懸念されます。
見栄えは良いのですが一旦何かを動かしてからのお掃除は大変になります。
普段生活していて見えない場所は、なかなかお掃除の手が届きにくいものです。
人工芝などは固定しないと強風で飛んでしまうので、
剥がした時にバルコニーの床にダメージを与えてしまう時があります。
無理矢理に剥がさずに、一度ご相談ください。
日頃のお掃除と定期的なメンテナンスで、今後も屋上を活用していただきたいと思います。
★ドローンによる屋根調査のご相談もご好評いただいております。