スタッフより
毎年この時期になると、今年の夏は去年より暑いと耳にします。
8月に入ったばかりですが、気温が高い異常気象が続いています。
ここ近年の猛暑が雨漏りに影響を及ぼしているようです。
中野にお住まいのお客様ですが、3階建ての屋上部分から雨漏りがありました。
屋上は常に直射日光にさらされて、雨や雪、強風などの影響を直接受ける場所です。
元々そんな場所が、この夏の異常気象でさらに危険な状態になっています。
日本は梅雨があるので屋上の雨漏り対策は十分考えられていたのですが、
熱対策は重要視されていないようです。
こちらは築18年ですが、18年前に現在の猛暑は想定外だったのかもしれません。
雨漏りの原因となったのは防水層の割れで、屋上の立ち上がりに膨張も見られます。
そのひび割れから2階の天井部分に雨漏りしてしまったのです。
侵入した雨水が日光にあたり、立ち上がり部分に膨張が見られました。
またシーリング材も熱によって変形、軟化する事があり、
ここから雨水が侵入して雨漏りに繋がります。
屋上やベランダの改修工事についても表面温度が高温になった時に、
後々トップコートに不具合が生じて雨漏りの原因になるので、
真夏は避けた方がいい場合があります。
私たちも熱中症に注意が必要なように、建物も直射日光の影響を受けているので
メンテナンスして夏を乗り越えたいですね。
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