スタッフより
今回取り上げるのは、屋上屋根の防水工事です。
屋上屋根は、洗濯物を干す/家庭菜園を作る/子供が遊ぶ/ゆっくりお酒を飲むスペースにする、など様々な用途があり、なかなか庭を持つことが難しい日本の住宅事情に適したデザインです。
しかし、屋根部分が平たいということで、雨が降った後に水が上手くはけずに長時間溜まってしまい、そこから雨漏りする、という事態に繋がりやすくもあります。
屋上屋根はどのように雨漏り対策すれば良いのでしょうか。
《ウレタン防水》
ウレタン防水は、一番汎用性があり、どんな場所でも効果を発揮することができます。
まず、防水したい箇所にウレタン塗料を塗って、防水膜をつくります。ウレタンは階段など複雑な形状にも馴染みやすく、水密性の高いことが特徴です。
屋上以外の家のあらゆる場所の防水に適しています。しかし、耐久性が低いので、定期的な塗り替えをしなくてはいけません。ですが、この塗り替えには良い面もあって、ウレタンを繰り返し塗装することで、水だけでなく紫外線にも耐久性を発揮するようになります。
定期的に塗り直すというとコスパが気になる方も多いと思いますが、そこを加味しても施工費用が比較的安価です。
《シート防水》
大型ビルや大きな集合住宅の屋上など、広い面積の場所に適しています。
手で塗るのではなく、ゴムシートや塩化ビニールシートで面をぴったりと覆うため、商業ビルの屋上のような、美観を求める場所に向いています。
重量が軽く、安価なので、こちらもよく用いられます。シートが薄くて衝撃に弱いので、繋ぎ目が剥がれやすいという欠点がありましたが、最近はかなり改善されているようです。
《コーキング》
コーキングは、シリコンなどで溝の部分を塞いで、隙間からの雨漏りを防ぐ施工のことです。コーキング剤はホームセンターなどで購入できるので、DIYで屋上防水を考えている方は、この方法がやりやすいです。しかし、処理を間違えると、かえって雨漏りが悪化してしまうので、知識がない方は専門家に任せる方が無難でしょう。
家を施工する時やリフォームする時は、どうしても少しでもコストを安くしようと考えてしまいがちです。そして、実際に生活の場であるキッチンやリビングの仕様の方に、重点を置いてしまいがちです。ですが、屋根は家のすべてを雨風から守ります。雨漏り対策がいい加減なまま施工を進めてしまうと、せっかくのご自宅が雨漏りだらけの欠陥住宅になってしまいます。
ただ、屋根のことはどういう種類があるかやお値段など、あまりピンとこない方も多いかと思いですよね。
そんな時は、まずは茅ヶ崎市で実績があるLOVE STYLEへご連絡ください。