スタッフより
今年も連日の「猛暑日」がやってきます。そして心配なのは「台風」や「ゲリラ豪雨」です。
住まいにとっては試練の台風ですからしっかりと準備をしたいものですね。
地球温暖化に伴い、台風も様変わりしてきたといわれています。一つは、海水の温度が
高いため勢力が発達しやすく、大型で強いものになる傾向があるということ。
もう一つは、今まで以上に日本に影響が出るまでの時間が短いということです。
いずれにしても、今まで以上の用心が必要です。
台風で最もきをつけたいのは「強風」です。強風によって建物にかかる横からの力や、
下から吹き上げるような力に対して、特に古い家では構造上・施工上で備えが十分と
いえない場合があります。大型の台風が接近する前に、屋根瓦のずれなどがないか、窓ガラス
で割れる心配のあるところはないか、庭木が倒れたり、庭のものが飛んで窓や外壁を
損傷する可能性はないか、チェックしておきましょう。
杉並区のY様は、老朽化した屋根が昨年暴風雨で吹き飛びそうになった経験から、
この機会に葺き替えをすることを検討しているようです。
ここで、台風に備えた家のお手入れに便利な道具を紹介しましょう。
外壁に細かい亀裂が合ったり、コーキングが書けたことがあったりすると、
雨が横から吹き付けたときに雨水が壁の中に入ることがあります。取り急ぎ
応急措置をしておきましょう。ホームセンターなどでコーキング材を購入し、
あらかじめ埃や汚れをきれいに落としたうえで、ひび部分にコーキングを
埋め込みます。誰でも簡単にできるのでお勧めですよ!