スタッフより
先日、調布市にお住まいのO様邸より。「軒天の劣化が進行しているので修理して欲しい」とご連絡を受け早速行って参りました。
O様邸の軒天はケイカル板になっており、表面に穴がたくさん付いた有孔タイプになります。
しかし、到着し確認してみると経年劣化が進行しており、そろそろ交換時期なのが分かりました。
この、ケイカル板の軒天は、 屋根裏に溜まった熱気や湿気を外部に排出するために作られています。
ご相談の結果軒天の交換をすることに致しました
実は、この形状の軒天は穴の大きさは、定められた計算方法で造られています。
また有孔ボードには、2種類存在し、以下の違いが有るのです。
①板の一部にだけ穴が空いているタイプ
・防火有孔板と呼び、通気、防火の役割も果たします。
②全面に穴が空いているタイプ
・全面有孔板と呼び、準耐火構造の住宅には使用できません。
(住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅)※詳しくはお問い合わせください。
つまり、ケイカル板は防火性能が備わった素材ではありません。
ケイカル板もお客様のお住まいの地域特性によって、使用できないボードがあるので注意が必要になります。
梅雨が終わっても、その後は台風もやってきます。
定期メンテナンスをしていない方は、雨漏りが進行する前にメンテナンスをすることをおすすめ致します。
★尚、弊社でもドローン調査がスタート致しました★
YouTubeにも動画をアップして行きますのでご興味のある方はご連絡お待ちしております
ご自身が、何か気になるのであればしっかりプロに確認してもらう事をおすすめします!!
細かい劣化は一気に進行する恐れが多いに有り、劣化の状況により費用も左右されます。