スタッフより
世田谷区のS様は1年近くも自宅の雨漏りに悩まされ続けています。
工務店の対応に不信感を抱き、弊社に雨漏り調査を依頼したのだそうです。
最初から工務店に信頼を失っていたわけではありませんでした。
S様は最初は工務店と一緒にがんばろうというという気持ちだったそうです。
雨漏り後に工務店が不誠実な対応や行き当たりばったりの補修を積み重ねたことが、
信頼関係を壊したのです。
S様は2017年に新築住宅に入居しました。雨漏りに気が付いたのは、入居してから
1か月ほどたったころでした。S様が仕事用に使っている1階の部屋で窓サッシに
水滴が垂れているのをみつけたのです。
工務店に連絡すると、すぐに担当者が駆けつけてくれました。雨漏り箇所や降雨時
の風向きを確認し、散水調査を実施したそうです。サッシまわりにシーリング材を
充填し、ビスにゴムパッキンを付け、もう大丈夫です、といって帰ったそうです。
ところがすぐに再発。その後、雨が降るたびに雨漏りと修理が繰り返されたのです。
当時の工務店の対応についてS様は、瑕疵担保責任保険を使っていた様子はなく、
雨漏りという現象をとりあえず止めれば良いと考えていたのではないか、
と憤慨されていました。
雨水の侵入経路を特定できずに、修理していたので、根本的な解決にはなって
いなかったのです。業を煮やしたS様が詰め寄ると工務店はようやく外壁の
一部を剥がして調査することを提案しました。
修理していったんは雨漏りが止まったものの、また再発しました。
工務店はそのつど修理するのですが、雨漏りは収まる気配がない。
それでもS様はまだ工務店を信じていたそうです。
信頼を失うきっかけは、異にしなって床を修繕したときのこと。工務店の作業が
原因でSさん宅のパソコン3台が立て続けに壊れたのです。
住まい手に配慮しない雑な作業に加え、自らの非を認めないその後の対応に
S様の怒りが爆発しました。この時点で第三者による調査を提案したのですが、
工務店から満足できる回答を得られなかったそうです。こうした経緯で、
弊社への連絡へ至ったそうです。