スタッフより
瓦がとても素敵な墨田区のAさま。聞けば、お子様とそのお孫さん、三世代でお住いとのこと。
そんなA様から雨漏りのご相談をいただきました。
内容は、
今現在は気になる症状もないのですが、今後のことも考え、見ていただきたくて。
何と言っても築30年なので、今後の世代のことを考え、きちんと調査したいとおもって。
もし、目に見えない老朽化や修繕できることがあるのであれば、息子達と一緒に共有したい。
とのこと。
早速お伺いし、拝見させていただくと陸棟からの雨漏りが発生しているとわかりました。
陸棟とは屋根の一番高い部分で、その上にのし瓦が積まれ、その上に半円の
形をした冠瓦が載せられています。
のし瓦の下部分には漆喰が使用されています。漆喰には防水効果があるのですが、
何かの原因で劣化したり剥がれたりすると雨水が棟の部分に浸透しやすくなり、
それが雨漏りの原因となってしまいます。
今年は想定外の雨量の台風や悪天候も重なったので、その影響もあると思われます。
屋根は日々見ることや確認することができないので、だからこそプロによる定期的なメンンテナンスは
大きな被害を未然に防ぐ、効果的な方法と言えます。
その後A様宅は、漆喰の劣化部分を調査し補なった事で、雨漏りは無事改善する事が
できました。
TVでも言われている様に、今後も予想できない自然災害が起こる危険性が多いとのことです。
大事な我が家を守る為、A様からも定期的な調査を引き続き承りました。