スタッフより
足立のコンクリート打ち放し住宅に雨漏りがあるとご相談いただきました。
気付いた時には室内に雨漏りしたような湿気を感じたという事です。
こちらのケースは外断熱工法がされずに、部屋の角が結露を起こしていました。
室内の結露を雨漏りと勘違いする事は多くあります。
足立のコンクリート打ち放し住宅では夏は暑く冬は寒い環境に、
光熱費も高くなってしまったそうです。
しかし現在の外断熱RC住宅でしたら、断熱材で覆われるので、
暑い夏は涼しく、寒い冬も暖かく快適に過ごす事ができるようになっています。
ひと昔前は、コンクリート打ち放し住宅には断熱材は使われずに、
見た目のカッコ良さとは裏腹に、住人が我慢して暮らしているケースがほとんどでした。
このまま暮らしていると『建築物省エネ法』に引っかかり、
資産価値が下がってしまう可能性があります。
『建築物省エネ法』とは、耐震の次に政府が取りかかっている建物基準法で、
2020年までに省エネ基準への適合を義務化していく事が決まっています。
外壁に断熱材を施したり、ペアガラスにして室内の熱を逃げにくくして、
空調設備で消費されるエネルギーを抑えると言ったものです。
今まで日本には建築物に関する省エネルギーの最低基準がなく、
コンクリート打ち放し住宅にも、断熱材を施さなければいけないという決まりは無かったのです。
先進国である日本も、省エネ住宅に対する考え方は他の国から遅れをとっていたわけです。
この『建築物省エネ法』によって今後コンクリート打ち放し住宅は減少する可能性もあるので、
断熱材を施すリフォームで住み続ける事が、とても重要になってきます。
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