スタッフより
八王子市のA様は、広いロフトがある木造2階建ての注文住宅にお住まいです。
外壁はモルタル仕上げで、外壁通気工法で施工されていました。
A様が雨漏りに気づいたのは、新築から間もない時期でした。1階リビングに
エアコンを設置する際、家具を移動したところ、幅木からフローリングの床にかけて
不自然な水染みができていました。不安を抱き、建物の内外を見て回ったA様は、
外壁に3本ほど大きなひび割れが生じているのを発見しました。新築後、間もない時期の
雨漏りだけに、A様の失望はおおきいものでした。
A様は、住宅会社に対して、雨漏りと外壁のひび割れを指摘し、検査と補修を求めました。
住宅会社は、雨漏りが起きた1階リビング付近のひび割れを原因として疑い、シールで
埋めました。しかし、雨漏りはおさまりませんでした。住宅会社が、雨漏りを特定
できないまま半年近くたったころ、ひび割れは10本程度に増えていました。
さらに建物内の部屋の入隅や出隅部分には、クロスのしわが見られるようになりました。
不安をつのらせたA様は弊社に原因究明を依頼してきました。
弊社が目視で点検したところ、外壁まわりの施工不良が
目立っていました。そのなかで、雨漏りの原因箇所として強く疑ったのは、外壁
通気層の施工です。
明日に続きます。
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