スタッフより
これから来年の東京オリンピックに向けて、スカイツリーを始め
さらに注目されている墨田区。
しかし、下町時代からの古い住宅が大半で、弊社の工事事例も多いのが現状です。
先日、墨田区のK様からお電話をいただいたのは、自宅兼ご商売を始めた店舗。
に関してのお問い合わせでした。
築30年。実は建物の痛みも気になってはいるものの、店舗計画のこともあり、メンテナンス
の計画をどうしょうかとゆっくり考えていた昨年末に、ある「雨漏り修理」のチラシが入ってきた。
ということでした。
とにかくスピーディな対応と安さが売り とのことでした。
その頃、実はちょうど店舗奥の部屋の天井の雨漏りが気になっていたので、最初は参考までに と思い
そこへ電話をしたところ、すぐに業者がやってきて、その後早々に工事の話しへ進み、
そして!工事も早々に終えたのです。
ほっておいては危ない、との言葉に、つい急いでしまったとのことでした。
が、その後間もなく春に雨漏りが再発した というのです。
再度その業者へクレームの電話をすると、今度はすぐにでも2回目の工事をと言い出したとの
ことでした。。
もう今回は信用できない、と思ったK様は、ネット検索で、
ちゃんと聞いてくれそうな会社だから!と思い弊社へお電話してみた ということなのです。
私たちが後日伺って調査をすると、明らかに不適切な工事が行われていたことがわかりました。
店舗奥の部屋の天井の雨漏り、は2階には部屋のない部分でした。
よって真上は瓦屋根。その部分をきちんと調査すると
瓦の漆喰が弱って禿げていたところがコーキング材で止めてありました。
K様宅の場合は、これでは外からの水は防げても他の場所から入った水の抜ける道を封鎖して
しまって行き場がなく、これが新たな雨漏りの原因となっていたのです。
ただ単に雨水を入れないことだけを目的とした突貫工事をすると、今度は水の逃げ道がなくなります。
家の構造を理解し、水の逃げ道を作ってあげるのがプロの屋根修理の工事です。
その後、K様のお宅は新たな屋根を被せるという方法で無事修理を終え
ることができました。