輸入サッシ下枠部の雨漏り修理 -1- (世田谷区)

輸入サッシ下枠部の雨漏り修理 -1- (世田谷区)
ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

築3年の木造2階建てにお住いのT様のお話です。強い風と雨が吹き付けた台風のある日のこと。
室内サッシ下部に当たるじゅうたんがひどく濡れていることに気がついたT様は、施工した
住宅会社に雨漏りを訴えました。しかし、「台風だから仕方がない」ととりあってくれませんでした。
果たして、本当に仕方がない雨漏りだったのだろうか疑問になり、弊社に連絡をくれました。
雨漏りしたサッシ下枠部の内壁の一部を剥がしてみたところ、木部に雨染みが見つかりました。
腐朽までには至ってませんでしたが、水分をかなり含んでおり周囲の木材とは明らかに色が
異なっていました。
原因は、輸入サッシを施工した住宅かいしゃの納まりにありました。輸入サッシを扱うケースは
少ないかもしれませんが、T様から依頼されたときに雨仕舞に戸惑わないように、この事例の
雨漏りの原因を検証してみました。
雨漏りの現場はテラス窓タイプの輸入サッシを取り付けた2階にある部屋です。
サッシの外にはバルコニーが設けられています。バルコニーの柵は細い鉄製で、雨や風が吹き込みやすい
構造です。建物の前面は駐車場といった広い空間でした。
雨水が室内に染み出した箇所は、バルコニーの立ち上がり部分でした。
サッシ下部の隙間から侵入した雨水は、木材を伝って流れました。
屋外側からは、どのようにして雨水が浸入したのだろうか。サッシの雨漏りの場合、上枠部
からの侵入を疑いがちですが、この事例では下枠部から侵入していました。

輸入サッシ1

明日に続きます。

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