スタッフより
日本家屋の瓦以外にも、明治時代以降に洋風な建物にも合う瓦が生産や輸入されるようになりました。
一般的には、素材は和瓦と同じく粘土から作られ、陶器瓦と呼ばれています。主な和瓦との違いは、瓦の形状/焼き上げの温度が少々低い/釉薬や燻化は行わないことです。
洋風陶器瓦屋根で起きやすいトラブル
《棟崩れ》
屋根のてっぺんについている棟が崩れて、そこから雨が侵入します。
《瓦の欠け》
強風で当たった石やヒョウにより、瓦が小さく欠けたり割れたりすることがあります。そのままにしておくと、そこから瓦が割れていきます。
また、打っている釘が錆びて膨張し、釘穴を圧迫して、最終的に瓦が割れてしまうことがあります。
《めんど》
瓦のすきまを埋めている漆喰が経年劣化して、そこから雨が侵入します。
《瓦ずれ》
振動や強い風により、瓦が外れたり波打ったりしてしまいます。そのままにしておくと、落下をしたり、下地が痛んでそこから雨が侵入します。
《不適切なコーキング》
通常は雨水が瓦の重なり部分に入り込んでも、隙間からまた水を逃がせる仕組みになっています。しかし、コーキングで全部の隙間を塞いでしまっていると、重なり部分に入り込んだ水がそこにとどまり、やがて浸透して、そこから雨水が侵入します。
《洋風陶器瓦の長所と短所》
●長所
・丈夫で長持ちする
・ 建物内が、夏は涼しくて冬は暖かい
・色々な形状や色があり、様々なデザインに対応できる
●短所
・重いため屋根に負担がかかる
・一枚の値段が高価
・1~3年ごとにメンテナンスが必要
・葺く時、他の屋根材より工期が長くかかる
・古い時代のものだと、破損した時に同じものの入手が困難
・和瓦よりやや割れやすい
雨の1滴は大したことはないように感じますが、バケツ一杯分の水はかなり重たい印象があるのではないでしょうか。梅雨は毎日同じ場所に雨粒が落ち続けます。これが何日も続きバケツ何杯ぶんもの水が落ちると考えると、屋根が痛んだり不具合が発生したりします。
何も起こっていないことにお金をかけることに抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。学校や職場で行われる、一年に一度の定期検診・身体検査と同じことが、屋根にも必要だという風にお考えいただければと思います。とはいえ、屋根の定期診断の相場などご存知なくて当然ですし、なるべくコストをかけたくない、悪徳業者に騙されたくない、というお気持ちもよくわかります。
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