東京都は昨年度2018年に犬猫の殺処分ゼロを達成したと発表しました.
しかし実際には処分した犬猫は150匹いました。
都が発表したゼロとは何の数字なんでしょうか?
東京都知事の小池氏が公約の1つとして挙げているのが、ペット殺処分ゼロです。
その達成を目指し、都は情報サイト「ワンニャンとうきょう」を開設し、
飼い主探しを担うボランティアなどの団体を紹介し、無償譲渡をすすめました。
その結果、譲渡数は15年度に203匹いたものが16年度からはゼロになったんです。
18年度は譲渡数もゼロで殺処分もゼロということになりますが、
実は殺処分ゼロと公表しているペットは、ある状態の動物を対象としています。
それは譲渡ができる状態にある動物のことであり、すいじゃくや病気などで譲渡できないと
獣医師に判断されるようなペットは対象ではないんです。そのような動物に関しては
都の言う殺処分の対象ではなく、動物福祉などの観点から処分しており、
その数が18年度で約150匹いたということです。
多頭飼育崩壊など、ペットのトラブルは年々増えています。
ペットと人間がうまく共生できる世の中になっていくといいですね。
梅雨を迎える前に本格的な雨漏り対策をしませんか。