スタッフより
昨日紹介した防水テープ、ブルーシート、コーキング以外にも、
雨漏りの応急処置に役立つグッズがあります。
それは、防水シートや吸水シートです。防水シートを被害箇所に被せることでさらなる水濡れを防ぐことができます。
吸水シートは水分を吸ってくれますが、屋根に被せる場合は注意が必要です。
水分を含んだシートは重くなるので、家の破損を招くおそれがあります。
外壁から雨漏りしている場合は、防水スプレーが有効なことがあります。
散布することで、一時的にしのぐ効果を期待できます。
いずれにしても、被害箇所が特定している場合に使うことが大切です。
● やってはいけない応急処置
(1)被害箇所を特定しないままシーリングを使う
誤った場所をシーリングで埋めると、雨水の経路が変わってしまうことがあります。
そうなると、新たな雨漏り箇所ができてしまうので避けなくてはいけません。
(2) パテ材を使う
間違ってはいませんが、パテ材の効果は長続きしないと言われています。
あくまで一時的な効果と考え、パテ剤を使用した後に放置するのはやめましょう。
(3)釘を打つ
屋根にある板金の外れを直すときなどに、釘を打つのは避けたほうが無難です。
打つ場所だけでなく、力加減を誤ると屋根に穴が空いてしまうことがあります。
屋根修理の応急処置はやはりメリットとデメリットがあります。
自分で雨漏り修理をするときは、危険がつきものです。高所での作業になることがほとんどなので、
思わぬケガ・事故に繋がることがあります。作業は、無理のない範囲で、
足場を確認しながら安全第一で行う必要があります。
また、良い思ってやったことが、じつは雨漏り被害を広げる原因になってしまったということもあります。
あくまで、自分でやれることは応急処置で、完全な解決にはなっていないので、再発する可能性があることを
覚えておきましょう。
応急処置の後は必ずプロにみてもらうことをお勧めします。
また、応急処置をプロに頼むこともできますので、お気軽にお問合せください。