雨漏りや屋根修理関連の記事を読むと、当たり前のように「ストレート屋根」という名称が使われています。ストレートとは屋根材の材質を指しています。ですが、実際のところ、ストレートってなんなのでしょうか。
ストレートには大きく分けて二つ、天然ストレートと化粧ストレートがあります。
ストレートとは、粘板岩のことです。つまり、天然ストレートは読んで字のごとく、自然で採れた粘板岩を加工した屋根材を指します。
そして、もう少し突っ込んで表すと、粘板岩は「板状に剥がれやすくなった岩石」を指します。ストレート屋根は、この板状の岩石を貼り合わせたものです。
海外ではお城や寺院など、大きくて雅やかな建造物に使われます。理由としては、かなり高価なものなので、あまり一般的に出回るものではないからです。
近くに寄って見てみると、それぞれの板状の岩石は一つとして同じものはなく、その微妙なニュアンスが建物自体の印象に深みを与えています。
旅行で海外の寺院や古城をめぐることがあった際は、ぜひ天然ストレートを探してみてください
次に、化粧スレートについてご説明いたします。
化粧スレートは、セメントと繊維を混ぜて人口的に粘板岩の風合いを模した屋根材です。特徴としては、カラーバリエーションや大きさが自由に作れるというデザイン性の高さと、天然ストレートに比べて圧倒的にコスパが良いことです。また、重さが軽いので屋根への負担が少なく、屋根に貼り付けている構造も簡単なので、屋根の修理費が安いと言われています。
屋根のコスパと一概にいってもいろいろな要素がありますが、のちの経年劣化のメンテナンスや雨漏りの時の屋根修理費用を考えると、化粧ストレート屋根はかなりコスパが良いのではないでしょうか。
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