スタッフより
杉並区のT様は、数年前台風で屋根が損傷し呆然としていたのですが、
うまく火災保険を活用して惨事を乗り越えられました。
T様の紹介で近所に住む息子夫婦のドローン屋根点検を依頼されました。
結果、問題はなかったのですが、火災保険の適用について知りたいと
いうことでしたので、説明をいたしました。
火災保険は、火災時しか補償しないのではなく、自然災害や事故による
損害の多くを補償するいわば、「住まいの保険」なのです。
台風は自然災害ですので、台風によって受けた建物や家財の損害は
火災保険が適用になります。台風で壊れた屋根や雨樋は自費で修理するのは
勿体ないので是非申請しましょう。
台風被害に適用される補償は、以下の3種類があります。
(1)風災補償
(2)水災補償
(3)落雷補償
(1)風災補償
この場合の風とは、台風や強風、突風、竜巻などが適用なので、
春一番や、木枯らしなどもあてはまります。
補償される範囲は、風力そのものを原因とした被害はもちろん、
風による飛来物の被害も適用になります。なので当然風災を原因とする
雨漏りには補償が適用されます。
(経年劣化での雨漏りは適用外です)
具体的な例:
・強風でガラスが割れた
・強風で飛んできた飛来物が屋根を傷つけた
・瓦やトタンなどの屋根材が吹き飛ばされた
・風災により損傷した部分から雨漏りが発生した
明日に続きます。