震災の時に困るのは人間だけじゃないんです。
動物園で飼われているトラやヒョウ、ライオンなどの猛獣たちをどうするか
という問題もあるんです。
熊本大地震の時はライオンが動物園から逃げ出して夜の住宅街を歩いている
写真がSNSで拡散されるという悪質なデマもあり、動物園が早急に正確な情報を
公式サイトで発信し、混乱は静まりましたが、大変な騒ぎとなってました。
動物園では獣舎、液状化した土砂が流れ込み、断水になっていました。
動物にとって大事な水がないと生存確保が難しくなります。
これまで経験した阪神や東海日本の大震災から学び、動物園は災害支援の
ネットワークを築いてきました。
熊本地震ではこのネットワークを駆使して、猛獣たちの受け入れ先を確保し、
県外避難が初めて実現しました。
動物園が全面的に再開できたのは昨年の暮れ。
福岡、大分の動物園に預けていたライオンたちは無事に帰還しました。
県外避難がきっかけで実は避難先で結婚相手が見つかり、今後の繁殖が期待できるそう。
今では他県の動物園からも視察がやってきて、動物園の震災対策や実際の避難方法など、
実践を意識し防災対策を学んでいます。
震災から得た教訓はさまざまなところでも生かされているんですね。
梅雨を迎える前に雨漏り対策するなら、ぜひ弊社にご相談ください。
ドローン調査で無駄なく、必要な修理を、必要な分だけ行うことができます。
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