スタッフより
太陽光パネルは、一時期政府が奨励していたこともあって、
かなり普及している感じはあります。電気代がかからないという
メリットは大きいですが、屋根トラブルもそれにつれて増えてきています。
世田谷区のJ様が車で洗車中のこと、ふと屋根を見ると煙が上がって
いるのが見えたそうです。それで危機感を感じすぐにパネルの会社へ
連絡したそうです。
調べてみると、屋根の一部が延焼しかけていたそうで、ただちに
太陽光パネルを取り外しました。このあと弊社へ連絡をいただき、
屋根修理いたしました。幸い対処が早かったようで、一部のスレートの
取り換えで済みました。
以前はモジュールと屋根下地との間に不燃材が無かったことが大きな原因
だったそうです。それで今回は、屋根に架台をつけてモジュールを設置
するタイプに変更したそうです。
J様のように、モジュールの多くは屋根の上に置かれているので、住民は
気づきにくいことが多いそうです。
そして、業者による定期点検をしていない家庭が7割を超えているそうで、
それが問題だと「太陽光発電ネットワーク」は呼び掛けています。
公的な建物はもちろん、個人の建物でも定期点検は義務付けられていくと
思います。
今年の冬は晴天続きなので、こういう時期こそ点検に目を向けてはいかがでしょうか?
※写真は、J様の事例ではなく、実際に延焼した他の事例になります。