先日12日に日本漢字能力検定協会からの2018年の漢字の発表がされました。
毎年この時期に発表となる今年の漢字ですが、昨年は『北』でした。
北朝鮮のミサイル問題や九州北部豪雨、北海道日本ハムファイターズの活躍や
キタサンブラックの活躍があった年でした。
今年は『災』に決まりました。
北海道の地震、大阪の地震、西日本の豪雨、台風21号・24号、記録的な猛暑
など自然災害が多発し、日本各地で私たちの生活を脅かしました。
コインチェック社の仮想通貨流出や女子レスリング、日大アメフト反則タックル
などのパワハラ問題、財務省の決裁文書の改ざん、医大の不正入試問題の発覚
などの人災や災いが多数起こりました。
ここ数年異常気象による自然災害が増えてますが、今年ほど広範囲で発生し、
多くの人が被害を受けた年はなかったのではないでしょうか。
まさに2018年は、さまざまな災いに備える必要性を感じさせられる年でした。
これからの時代はリスクマネージメントが必須です。
そのためには事前対策・事後対策のとれる管理体制を作ることが必要です。
医療の分野では、病気になってからの治療だけでなく、病気にならないように
する予防医学が進んでいます。適度な睡眠・運動、栄養のバランスが取れた
食事がとれる生活習慣へと改善することが求められています。
私たちの大事な資産である家に関しても同じことが言えます。
経年劣化や自然災害で損害を受けた箇所を補修するのはもちろんですが、
定期的なメンテナンスや塗装をし、事前対策としての補強をしておくことが
大事です。