スタッフより
先週末、墨田区のA様からご相談のお電話をいただきました。
先日ご近所のお宅で雨漏りがあり、修理してもらった、とのたち話しをしたとか。
そういえばA様宅と同時期に新築されたご近所さんなので、うちは大丈夫?とふと心配になった、
とのことでした。
聞けば、築30年の2世帯住宅ながら、この10年ほどはきちんとした調査をしていないので一気に心配になり
まずは電話したのです。ということです。
早速拝見させていただくと、立派な瓦が印象的な大きな立地のお宅でしたが、調査の結果、
なんと陸棟からの雨漏りが発生しているとわかったのです。
といっても、見かけでは雨漏りとしてはっきりした現象が起きていなかったのですから、今回は本当に
このタイミングで発見できて!ホッとした状況でした。
雨漏りが発見された陸棟とは、屋根の一番高い部分で、その上にのし瓦が積まれ、その上に半円の形
をした冠瓦が載せられています。
そして、のし瓦の下部分には漆喰が使用されています。漆喰には防水効果があるのですが
そこが何かの原因で劣化したり剥がれたりしていたようです。
近年の多くの自然環境の変化のなか、台風や豪雨、豪暑、雪やひょうなど、屋根は常に危険にさらされた状態ですので
いつ何が起こってもおかしくないと考えるべきでしょう。
たとえ「うちはちゃんと手入れしていたのに」ということはあり得ないのが現実なのです。
今回も雨水が棟の部分に浸透しやすくなり、それが雨漏りの原因となっていました。
今回の修理方法をまずはお伝えして、これから来年、弊社で工事に入る場合のスケジュールと内容を
まずは説明。
そして工事後、簡単にできる定期的なチェック方法もお伝えいたしました。
最近は、瓦は重いなどの欠点を指摘する部分もありますが、では簡単に新しく変えてしまえば良い
というものでもありません。
ここまでは、無料調査後に弊社で調査結果としてご報告いたします。
他社での見積もり検討も含め、十分に納得いく検討していただければと考えております。