電車内で階段から転落し衝突した女性に後遺症がのこったとして
2億3700万円の賠償金を請求された男性の話が最近ニュースになりました。
京阪電鉄の2階建て車両で、階段を転落した男性に衝突されて後遺症が残った
として、階下の補助席に座っていた女性が賠償を求めた訴訟は、男性が女性に
約9千万円の支払い義務を認める内容で和解が成立しました。
誰にでも起こりうる事故です。
もし自分が加害者だったら、被害者だったら、どうなるんでしょうか?
車両の中での事故なので女性は、加害者からだけでなく、ご自身で加入されている
自動車保険で補償をしてもらえる可能性もあります。
自動車保険の特約には交通乗用具事故という特約があり、ご契約の車以外の
自動車や電車、自転車などに乗車中に事故にあってケガをしたり、
後遺障害が生じた場合に、入院や通院等の治療を保険金で支払ってもらえます。
補償に対象は主に車を運転する方だけでなく、配偶者、同居の家族も含まれます
ので、ご自身が加入していなくても親の保険で対象となることもあります。
もし今回のケース、被害者ではなく加害者になってしまった場合は、火災保険でも
補償することが可能です。火災保険の特約で個人賠償責任特約があり、日常生活で
他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したりして生じる法律上の損害賠償額を
補償します。1億円まで補償対象になっているので、今回のようなケースでも
適用となれば大いに役に立つかと思います。
皆様が加入されている自動車保険、火災保険もプラン次第でピンチを救ってくれる
心強い味方になってくれるんです。目先の保険料だけで決めてしまわず、
内容を吟味してご加入されることをおすすめします。
弊社では屋根や外壁の補修だけでなく、火災保険に関しても
ご相談をお受けしております。ご不安な方はぜひお気軽にお問合せください。